先日、昨年より打ち合わせを重ねてきたリフォーム工事が完成いたしました。
少し話は逸れますが、、、
私はリフォーム工事と家具は相対関係にあると思っています。
相対関係とは何か?
広辞苑では、「一方が他方との関係を離れては意味をなさないようなものの間の関係。」と説明されています。
置き換えると、、、
『切り離して考えることができないような関係性』
という感じでしょうか。
ただ世の中的には、リフォーム工事=お風呂やキッチン等機器の入れ替えが主であって、家具のことは後回しと考えているお客様や業者の方が圧倒的に多い。
元々家具の設計や製造を主とする私たちが、20年以上前からリフォーム工事を手がけてきたのには、そんな状況への危機感があります。
奮発して宿泊するホテルのスイートルームを創造してみてください。
ジャグジー付きのお風呂や、広い洗面台も心躍りますが、家具や調度品がショボかったらどう感じますか?
エレベーターが開いたときに、ホール正面にかっこいい家具があって、上に季節のお花が飾られていたらとっても満足した気持ちになりませんか?
もちろん、機器の入れ替えだけが目的の方もいらっしゃると思います。
それでも、せっかく大工さんやクロス屋さんが入るわけで、そのタイミングでインテリアを見直すことはとても効率が良いのです。
そんな思いをご理解いただけたお客様のお家のリフォーム工事でした。
これから、もっともっとお客様色に染まっていくのが楽しみです。