以前にもご紹介したことがありますが、
弊社工場には「木工」「張り」「塗装」と、
木製品を作る上でのすべての工程が自社内でできるようになっています。
もちろん工程ごとに、専属の職人がいます。
これって実はとても素敵なことなのです。
一部だけでも外注を使ってしまうと、なかなか思うように仕上がらないもの。
ひとつの建物内で、職人同士が会話しながら、作業を進めていく。
こうすることで完成品にふたたび生命が宿るのです。
修理を受けるときに、
「買った方が安いんじゃない?」
とよく聞かれます。
お客様の心理としては当然のものだと思います。
でも、きちんと思い入れをもってリペアしたものには、
”新しく買うものには出せない『ものがたり』が存在することを知っていただきたい。”
富士のスタッフ全員の思いです。