欧米ではキッチンスペース(とダイニング)と、リビングスペース(またはサロン)は別々になっていることが多いです。
でも日本では今や対面式キッチンが完全に主流となっています。
それはなぜでしょうか?
一番大きな理由は、やはり絶対的な広さの違いによるものでしょう。
戦後、日本人にとって『家』とは『基地』みたいな存在でした。つまり会社や学校に出かける為、栄養補給(食事)するための基地。
休日は家で過ごすよりも、どこかに出かけていくことが「豊かな生活」の証でした。
でも最近は、『家』に求める要素が確実に変わってきています。
休日にお気に入りの椅子に座って、おいしいお酒を横に置いて、好きな作家の小説を読むことが「贅沢」だと思う人も増えてきました。
家にいる時間を大切にしたい
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限られた空間を最大限に広く見せて暮らしたい
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キッチンとの壁は取り払ってしまいたい
そんなところでしょうか。
大切なのは、『いかに一体感のある空間をつくるか』ということ。
そして「見せる」部分と「隠したい」部分を両立させないといけない。
なんだか難しいことみたいですが、要は見栄えが良くて機能的なキッチン収納をいかに作り上げるかが大切なのです。
どうぞお気軽にご相談ください。