最近白の家具をお作りすることが多いように思います。
実はこの「白」という色はとても難しい色。
「白」っておそらく一番種類が多い。
青味がかった白もあれば、アイボリーっぽいものまで本当にたくさんの白があります。
一番最後の写真は印刷屋さんが使う色チャートなのですが、これだけの種類の白があってもピッタリ合わないこともしばしば。
しかし、難しい色だけに、ピタッと決まった時の綺麗さは格別なものがあるわけです。
写真は、先日お作りした、リビング用の書棚です。
「リビングの中心的存在になるような、それでいて圧迫感の無い家具」というご要望だったので、色は白しか考えられませんでした。
そして一番のこだわりポイントは、「家具の持つ雰囲気」。
お持ちの家具や、ご家族の『あたたかな雰囲気』を崩さないよう、白だけどあたたかさを感じてもらえるような家具を目指しました。
角の部分は少し色を落として、アンティークな雰囲気に。
この作業は女性スタッフにやってもらいました。
すると狙い通り、とてもさりげない感じに仕上がりました。
お客様には「大満足です!」というお手紙をいただきました。
こちらこそ、本当にありがとうございました。