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本棚のある生活

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最近よく「本の収納に困っていて・・・」とご相談を受けます。

そういう時にはこの写真をお見せするようにしています。


外国の本の切り抜きなのですが、これをお見せすると、

「おー!!こんな風にしたい!」

とお客様のイメージが膨らむみたいです。


そもそも日本で一般的に売られている本棚はだいたい奥行きが30~40センチあります。
実はこれが大きな問題なのです。

奥行き30センチ以上となる理由は、
①「20センチでも30センチでも原価的には一緒(つまり売値も一緒)なんだから、大きい方がいいだろう」という作る側の勝手な考え
②ある程度の奥行きにしなければ自立できない。
取り付け工事が必要なものを作っても、現代の家具屋さんでは取り付ける技術がない。
という、家具屋側の問題。


でも海外ではちゃんと本の奥行きに合わせた本棚が当たり前。


どちらが綺麗かは一目瞭然ですよね。

無駄な奥行きがないので、本の背表紙も影にならず、本が活き活きと見えませんか?


そしてもうひとつ見ていただきたいのは家具の色。

家具の色を付けて楽しむ、ってまだまだ日本には馴染みが薄いですよね。


現在夙川店には赤と白と茶の本棚を展示しています。

もちろんサイズはお部屋に合わせてお作りします。

今後もっと増やしていくつもりですので、ぜひ現物を見にいらして下さい。