『婚礼家具を何とかしたい』
非常に多いお話です。
もちろん綺麗に甦らせることもできますが、
「桐箪笥の洗い」は別として、
「婚礼家具を綺麗に甦らせて!」
というご依頼は正直あまりありません。
ほとんどの場合は、
「ご両親が買ってくれたものだから捨てるわけにはいかないけれど、クローゼットが付いているので正直置き場所に困っている」
というケース。
「婚礼家具を使って何ができるか、提案してほしい」
というお声もたくさんいただきますが、これにはとても困ります。
極端に言うと、婚礼家具からテーブルを作ることだって可能なわけで、ご提案も無限になってしまうわけです。
だから、形をすっかり変えたい時は、
「どういった家具が新しい生活に必要なのか」
をまず考えてみてから、ご依頼ください。
ちなみに形を変えれば変えるほど、金額的には高くなります。
まったく違う形にする場合は、
弊社の材料で初めからお作りするよりも高くなるケースがほとんどです。
逆に言うと、形を変えないほど金額的には上がりませんので、そのことも含めてお考えいただければ幸いです。
写真は大きかった整理ダンスの一部を使って、小さなタンスにリメイクした例。
天板や台輪もカットして再びつなぎ合わせたんですよ。