平成元年に芦屋店OPENに合わせて特注した接客用テーブル。
天板はなんと漆塗り!
バブル真っ只中ということもあり、お金に糸目をつけずに作ったテーブル。
これまで数え切れない程お客様から、「売って!」と言われ、その度に丁重にお断りしてきましたが、この度お嫁入りすることに。
そのお客様も、一目でこれを気に入られ、最初は例のごとくお断りしていたのですが、
“絶対にうちにピッタリ合うから、一度家を見てほしい”
とのことで、近くに行った際にご訪問。
そしてお家を拝見してビックリ!
そのお家はある国の領事館だったこともあるほど、本当にすばらしい建物で、
“これ以上の環境はないだろう”
との思いで、お譲りすることにしました。
先日納品に伺ったのですが、サイズ感・質感・色合い、とにかくすべてがすばらしいマッチングでございました。
なんだか大切な娘をお嫁に出したような感覚なのですが、あのテーブルがこれから末長く愛されてくれることを祈るばかりです。