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再塗装 ~ウラワザバージョン~

アップロードファイル 25-1.jpg

前回、「再塗装」するためには、「一度塗装をすべて剥がす必要がある」と書きました。
もちろんこれは正論なのですが、実はウラワザも存在します。

ヨーロッパの方はよくされる方法ですが、上からペンキ(のような塗料)を塗ってしまうのです。
木目はつぶれてしまいますが、これはこれで味わいがあります。
ただ塗るだけではなく、COBO得意のアンティーク仕上げにします。

この方法だと剥がす手間がかなり減るため、コスト的にもかなり抑えることができます。
※ちなみにチェアは剥がす際に機械が使えないため、通常の再塗装では1脚25,000~30,000円かかってしまいますが、この方法だと1脚10,000円程度で可能です。

写真は、真ん中が塗装前、両端が白と赤に塗ったもの。

「家具のリフォーム」って、「オリジナルと同じ状態に戻す」だけではないんです。

1脚だけ残ってしまった椅子でも、こういうリフォームだったら、玄関のアクセントとして生まれ変わりますよ。