家具の修理を本格的に始めて、約7年経ちました。
初めは、
「取り扱ったことのない家具を、本当に自分たちで直せるのだろうか?」
「修理で本当にお金がもらえるのだろうか?」
「修理していたら、せっかくの販売する機会を失うことにならないか?」
等々、不安だらけでの出発でした。
「家具の修理屋さん」という商売自体が日本に存在していなかったので、仕組みづくりも何もかもが、一からのスタートでした。
でも、「この文化を日本に創りあるんだ!」の信念を持って、続けてきたおかげで、現在では工場も大きくなり、当初とは比べ物にならないほどのご注文をいただくようになりました。
私たちの仕事の支えは、ズバリ”お客様の喜ぶ顔”です。
当たり前じゃないか、何を今さら、
って思われるでしょうが、販売したモノのお届け時よりも数倍お客様の満足度が高いことは事実なのです。
たぶん、”今までの思い出”という、プライスレスなものを扱うからなのだと思います。
これからも喜んでいただけるよう、工房みんなで力を合わせて創意工夫していきます。
その第一歩として、本社隣のCOBOを改装いたします。
作業風景をお客様にものぞいていただける様な、そんな改装をする予定です。
お楽しみに。