ちょっと前のご依頼なのですが・・・
「屋久杉の衝立があるんですが、何かに利用できないかしら」
とのお電話があり、いつものごとく安易に
「何でもできますよ。」
とお答え。
引取に伺ったところ、想像をはるかに超える大きさにビックリ。
(でもさすが、引越屋さんは2人でうちの工場まで持ってこられましたが)
私が見た屋久杉の中では最大です。
こんな立派な木を切ってしまうのはもったいない。
これはお客様も同じお考えでした。
そうするとおのずと作る物は「テーブル」に限られます。
次の問題が、「この迫力に負けない脚のデザイン」でした。
普通の木ではどうしても迫力負けしてしまう。
最終的に行き着いたのは、アイアン(鉄)という素材。
ステンレスでなく、アイアン。
そして、アイアン脚のデザインとの格闘が始まったわけです。
ただのストレートではつまらない。
かといってロートアイアン風だと、個性が強すぎて屋久杉の良さが失われてしまう。
行き着いたデザインは、板をT字に組んでネコ脚にしたもの。
『ちょっと現代的なネコ脚』が完成しました。
こうして絶対に世界にひとつしかないテーブルが生まれました。